2020年4月30日木曜日

『西条地歴ウォーク』刊行のお知らせ

西条地歴ウォークについて

東広島郷土史研究会会員で
広島大学教育学研究科の横川さんと広島大学教育学部准教授の熊原先生が書かれました。
「ちょっとアカデミックに街を歩く」がコンセプトの『ひろしま地歴ウォーク』のスピンオフと言える本です。 都市と農村が出会う街、東広島市“西条”。広島大学の教員と大学院生が、西条(一部八本松を含む)の地理と歴史を本気で調べました。あなたの知らない西条を覗いてみませんか。
『西条地歴ウォーク』は西条町を中心に、地域の歴史や地形・文化などを空撮も使って面白く解説されています。

予定:4月30日(木)
Amazonを見る その他 フタバ図書 大学生協などで発売中
価格:1000円(税込み)










2020年4月16日木曜日

大多和柳助翁の碑と松葉氏前方後円墳と大多和右馬介の墓(東広島市河内町入野)

大多和柳助翁の碑と松葉氏前方後円墳と大多和右馬介の墓(東広島市河内町入野)
入野の産湯川神社を訪ねた帰り
道路わきに、大多和柳助の碑という看板があり、ちょっと寄り道
坂を上がると峠越えをしたあたりに古い石碑があった。

樋の裏側にはこのように彫られていた。

丁度峠の道の溝掃除をされていた女性が居られたので訪ねてみると
大多和柳助の頌徳碑であるという。
大多和氏といえば入野 竹林寺傍の松ヶ嶽城を築いた、大多和氏の関連で
全国から大多和さんが集まって碑前祭をされるという。
この道を真っ直ぐ行くと、平賀氏の始まり松葉氏の屋敷跡の傍を通るJR山陽線が
通っていた。


松葉氏の先祖を供養した前方後円墳型モニュメントを松葉屋敷跡を整備し墓地の指定をうけ山に点在していた古墓を整備されたものだという。

以前、入野の杉森神社傍に大多和馬介の墓の看板を発見。


大多和右馬介の墓は、山中の明日香という飲食店の駐車場にあった。


店の奥さんになぜ、ここに墓があるのか聞いてみたら、飲食店を開きたいと山を購入したら、山の中に墓があったそうで、塚のような基壇を整備されたのだという。
大多和馬介とな、名前では無く、官職名が馬介という。
元号が2種類あるのは南北朝時代であるため。
大多和氏は桓武平氏の流れで、松ヶ嶽城は、建長8年・康元元年(1256)大多和季盛によって築かれたという。相模国三浦郡大田和邑発祥である。
大多和氏は季盛、為盛、八郎太郎入道と三代続いた。
正平8年・文和2年(1353)大多和八郎太郎入道は北朝方に敗れて自刃した。
足利尊氏より恩賞として平賀遠江兵衛蔵人貞宗に安芸国入野郷があたえられた。




2020年4月7日火曜日

令和2(2020)年4月東広島郷土史研究会ニュースNo.548号を掲載しました。

東広島郷土史研究会 令和2年4月ニュース 第548号

歩く会/春の臨地研修 中止決定、3月例会.概要報告、2月例会発表要旨(岩ノ前遺跡の発掘調査、豪商 木原一族の足跡)、第47回山城探訪会(布多津宮八幡神社・厳島神社 入寺の滝と滝城を訪ねる(河内町))
グループ研究会ご案内
第244回 古文書研究会 4月21日(火)13:30~ 市民協働センター
第173回 巨樹・植物研究会 4月17日(金) 9:00 コジマヤ集合
第142回 石造物研究会 4月28日(火)13:30~ コジマヤ2F
第139回 四日市町並研究会 4月13日(月)13:30~ コジマヤ2F
第48回 山城探訪会 4月8日(水)豊栄町吉原 瀬賀城跡探訪 予定延期
第67回 原爆資料保存研究会 4月16日(木) 14:30~ 市民協働センター

地域研究活動 高屋会 4月16日(木)10:00~ 高美が丘地域センター

4月総会のお知らせ 4月18日(土)13:00~ 市民協働センター
時間短縮のため 当初予定の講演会中止 令和2年度総会のみ

今年度会費の納入のお願い 振込料はご負担お願いします。

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